1) 目的 |
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@作業の標準化 |
標準化
【参考図書】
・任せる技術(小倉広、196-201ページ) |
A品質管理 |
経験の少ない人でも取るべき行動が分かるようにする。
発生頻度の少ないことにも対応できるようにする。緊急事態。 |
B教育効果 |
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整理 |
自分が何を習っているかが整理できる。
(他者に分かりやすく記述しようとするため) |
ブレークダウン |
ブレークダウンの練習。論理的思考能力を向上する。 |
伝え方 |
分かりやすく伝える伝え方を習得する。 |
2) 対象 |
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@経験の少ない人 |
学部・大学院の新入生。
新加入の博士研究員。
短期滞在者の方。
大学では人の入れ替わりが多いので。
経験の多い人もカバーできる。 |
3) 作成上の注意点 |
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@決まりごと |
決まりごとを書きもらさない。
ダメな例
基本的な作業が抜けている。 |
A分かりやすさ |
必要以上に詳細に書かない。
ダメな例 詳細過ぎる。基本事項を見つけづらい。 |
4) 方針 |
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@作成方針 |
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クイックアンドダーティー |
効率的にマニュアルを作成する。
(時間の確保が難しい場合に備える) |
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最初から完璧なものを目指さない。
改訂を前提に作成する。
半年・一年に一度程度見直す。
作業の変化に対応する。
不足箇所を補う。 |
A指導方針 |
マニュアル対応が出来るようになった上でさらに研究指導する。
基本的な作業も出来ないのにさらに上のレベルの研究指導をするのは難しい。 |
B指導方針:
マニュアル作成 |
お手本を自分で作成して見せる。
相手の反応を見つつその場でアップデートする。
その場でアップデートして作り方を見せておく。 自分で作業をするときに写真を撮ってもらって改善してもらう。
見た人が分かりやすい写真の撮り方を考える。
大学院生・博士研究員に作ってもらう。 |
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判断基準・コツを書く。アラが見えるのは自然なこと。「名選手、名監督にあらず」 |
説明する点 |
初めて作ったものの出来栄えは良くなくていい。
レポート・発表・論文で人を納得させるためには説得力のある写真がいる。 |
5) 作成方法 |
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@セットアップ |
PowerPoint を使う。
A4 用紙を横に使う。
1ページごとに題を付ける。
中央に縦線を引く。 |
A内容 |
写真を撮る。解像度を調整する。切り取る。貼りつける。
作業者の記憶に頼らない。
「記憶違い」や意思疎通の不良で実験・試料を棒に振らない。
文章で表現しにくいものも表現しやすい。
パソコンの画面をキャプチャする。切り取る。貼りつける。
赤丸を加える。矢印を加える。 |
6) 作成後 |
紙に印刷する。
冊子を置く。
壁に貼る。 |