[1] ゴール設定 |
助教採用、博士号取得、修士号取得。
【質問】
・大学教員になりたいの? ・博士号取りたいの? ・修士号取りたいの? |
[2] 状況分析:
現実は大変! |
助教になるのは難しい(狭き門である)ことを伝える。
(日本では、「高齢ポスドク問題」という言葉があるくらい)
これらの職に就くのが難しいのは、日本に限った話ではない。
身の回りにも日本だと高齢ポスドクと呼ばれる方がいるがここ(ドイツ)ではそうは言わないようだ。
ドイツで働いていても、この話は盛り上がる(鉄板である)。
【参考図書】
・大学教員 採用・人事のカラクリ(櫻田大造) |
[3] ゴール達成のレベル
レベルアップの
方向性:評価項目 |
レベルアップの方向性を初期に定める。
評価項目を知る(考える)。
評価項目を高度に満たす学生・博士研究員はハイレベルな研究者である。
評価項目を全体的に伸ばす。
実験の技能がピカイチでも、解釈がダメなら、いろいろ難しい。
【質問】
・修士号取るには何が必要?
・博士課程大学院生の選考(入試)でどんな所が評価されていると思う?
・博士号取るには何が必要?
・博士研究員の選考でどんな所が評価されていると思う?
・どんな人が大学教員になれると思う?
・企業の人事の人はどんな所を評価すると思う?
【ロールモデル分析】
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也、周りを見て正しい道を見つけ出す、59-61ページ) |
[4] レベルの到達度:
評価基準 |
各課程の修了・採用に必要とされる評価基準を知る。 【質問】
・どこまで出来たら修士号を取って良いと思う?
・どんな人を博士課程大学院生として採用したいと思う?
・どこまで出来たら博士号を取って良いと思う?
・どんな人を博士研究員として採用したいと思う?
・どんな人を助教として採用したいと思う? 【ロールモデル分析】
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也、周りを見て正しい道を見つけ出す、59-61ページ) |
[5] 自分のレベル・能力の
評価 |
評価項目に基づいて現状の自分のレベルを評価する。
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也)
(今ある自分の能力を見極める、53-55ページ)
(「己を知り、己を活かす」ことで道は拓ける、56-58ページ)
(育成の要諦は「気づかせ屋」になること、66-70ページ)
(間違った先入観を捨てさせる、70-72ページ) |
[6] レベル不足・実力差の
自覚 |
ゴール達成に必要なレベル(修了・採用基準)と自分のレベルを比較する。
【質問】
・助教として採用されると思う? ・Can you survive in academia?
・博士課程に進学できると思う? ・博士研究員(ポスドク)として採用されると思う?
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也、挫折を味わった人間は強くなる、24-27ページ)
|
[7] レベルアップの
必要性の自覚 |
希望を叶えるにはレベルアップが必要。
【質問】
・レベル上げやってみる?
・止めておく? 諦める?
・手遅れってなっても良い? |
[8] 努力を始める |
自分のレベルが満たないものがあればレベルを上げる努力をする。
ステップバイステップ。
現状の自分のレベルが満たしている場合は、今後も勝手に伸びる可能性が高い。
強みである可能性が高いので、大事に伸ばす。
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也、「ただ苦労をするだけ」では何の値打もない、42-45ページ) |
[9] 努力の中身 |
正しい努力ができているか。間違った努力になっていないか。
【参考図書】
・凡人の強み(野村克也、本当の努力を実践していた王貞治、46-49ページ)
(目指す自分になるにはどんな努力が必要かを考える、50-53ページ) |